久しぶりの秋葉原

LAOX Mac館の地下で鞄を購入しようとしていると、ご老人がDTP関連のTips集を持って店員とお話していた。

聞くともなく聞いていると「MacOS 9.1でQuarkXPress3.xを使うには…」みたいなことで、レイアウトパレットのスクロールバーエリアをクリックするとXPressが落ちる件が、実作業でどの程度問題なのかみたいなことであった。

このバグは有名でQuickTimeを旧いバージョンに戻すといいらしいのだが、仕様を変えたAppleが悪いのか、トリッキーな実装がなされているためなのか、はたまたSystem 7起源のアプリをMacOS 8などに順序よく対応させなかったQuarkがナマケなのか判らないが*1、それほど深刻な問題ではない。はっきりとした回避法(QuickTimeを旧いバージョンにする)もあるし、作業中に注意していればいい。

そういう感触に近い物を店員に求めても難しいだろうと思ったので助け船を出した。

「腐れXPressとMacOS 9をゴミ箱に叩き込んでMac OS XでinDesignにしなされ」

「そのバグは、頭に来ますけど深刻ではないですよ。実際それで作業していましたし」「MacOS 9.1でQuarkXPressを使っていると、そのTips集に書かれているような問題はありますけど、MacOS 8までとは違って、強制終了でかなり助かりますよとかLaserWriterではなくAdobePSを使うとか、ADB変換はiMateにしようとか、プリンタフォントの構築に時間がかかることがあるから云々とか)ことをちょっとだけ伝えた。

あのご老人ぐらいの年齢であれば嬉々としてinDesignの組み版ルールを設定できるはずなのだが*2、確かに現状のワークフローではそんなことをいっても詮無い。印刷所を自分で選べるようなプロダクションでもない限りinDesignやOpenType、Mac OS XでのDTPは厳しいんだよね。がんばって啓蒙してくれ>TNG

  • 追記

otsuneさんのコメントで、QX3.xがMacOS 9に対応していないのが当たり前であるということを思い出しました。

ただ、QX3.xはQX4.xがリリースされる前のMacOS 8あたりでもマニュアルにある動作(画像を編集するアプリケーションで開くなど)を満たせない状態があったり、MacOS 7.xに搭載されたLaserWriter8との不互換性にもかなり泣かされていたりで、QジャパンほどじゃなくてもQuark本社も怠けてないか?とは思っています。

確かに、MacOS 9でQX3.xを使うというのは、その行為自体がリスキーなものであることには変わりありません。

*1:個人的にはPPC対応の後、メジャーバージョンアップをさぼりにさぼったQuarkの怠慢のせいだと思っているが

*2:写植や指定で組み版をやったことのない若いデザイナーにはできないって意味じゃないけど、経験を生かせるだろうに。という程度の意味だ。

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