伊豆大島サイクリング

今日から二泊三日で大島旅行』で書いたような日程で、8/11日の夜から伊豆大島へサイクリングに出かけた。

前日の移動

杉並区の自宅から、フェリーが出向する竹芝桟橋まで16km程度を自転車で移動。行程の半分ほどははじめて走るルートだったがGoogle MapのStreet Viewで行った下見のおかげで原宿駅から六本木あたりを抜ける理不尽な道を迷うこともなく移動することができた。

夜行フェリーは楽しいものだが、東京湾の中だとSoftbank 3G網が十分使えたことには驚く。

on the boat to go to Island on Tokyo bay

伊豆大島行きの夜行フェリーは「さるびあ丸」。設備はかなりよい。私たちは猛暑の東京を自転車で横断して自宅から竹芝桟橋まで移動したため汗まみれになっていたのだが、フェリー内のシャワーでしっかりリフレッシュすることができた。コインシャワーのシステムもよくできている。

伊豆大島一周

伊豆大島には大島一周道路という島を一巡りできる道路がある。今回は、この道路を時計回りに一周することにした。時計回りを選んだのはただの偶然だが、後で他のサイクリストのblogを見てこれが正解であったことを知る。左側通行で時計回りだと、海岸側を走ることができるとのこと。納得だ。今後自転車ルートを検討するときは斜線を考えることにしよう。

いきなり丁半バクチに負ける

行くまで知らなかったのだが、伊豆大島に向かう船は、西側の元町港か東側の岡田港のいずれかに到着する。私たちが予約したホテルは元町港から徒歩10分(ただし標高差50m)の位置にあるため、5:30 AMに元町港に到着したら荷物を預けてすぐに島内一周に出発する予定だった。ところが、到着したのは島の反対側にある岡田港。ここで負けていたんだなぁ……あはは。

Arrived to Okada Harbor

岡田港から元町港までは6km程度ですが、スタート地点の岡田港から10%の勾配が1km続く上り坂がお出迎え。朝っぱらから汗だくになって荷物をホテルまで運ぶ羽目に陥った。経験者にとってはたいしたことない坂なのかもしれないし、荷物をホテルに送っておかなかったのも失敗。

そんなこんなで元町港に到着。ホテルが受け付けを始める時間まで一休み。

Motomachi harbor photomerge

sunrise at Motomathi harbor An insect faces sunrise Sky in Glass

伊豆大島でおじいさんに話しかけられたときに強烈な違和感を感じた。私は奄美大島出身(東京ではなぜか「奄美大島出身です」と言うと八丈島?とか伊豆大島?と聞き返されることが多い)なのだけど、ルックスも雰囲気も同じ「島のおじいさん」が標準語をしゃべっているのがすんなり入ってこなかったらしい。

元町→岡田港へ

島の北西部にある元町港から島の北端まで、7kmのサンセットパームラインという海岸線を走る、なだらかな高低差の道路を北上して、野田浜まで移動。

自動車も少なく、路面も丁寧に整備されているので安心。出発前のイメージ通りの「島の道」だった。そんな妄想は数時間後吹き飛ばされていたのだけど。

Sunset palm line

野田浜

Noda beach

遊泳できる小さな浜。シャワーなどは用意されているようだ。

野田浜から少し戻り大島空港の下を通って、大島一周道路へ戻り、行動食を仕入れるために岡田港へ移動。岡田港は大島一周道路から標高で100mほど下ったところにあり、10%~15%の斜度がある道路で上り下りする。自転車で上るのはとてもきつい。伊豆大島の港町は崖の下にある場所が多いのね。

岡田港→波浮港

岡田港から厳しい上り坂を登りきって大島一周道路に出る。

Hill climb

この後、島の東側を南下していくのだが……平均斜度10%の上り坂が6km続くなんて知らなかった。道路はきれいに整備されているし交通量も少ない、いいルートではあると思う。あらかじめ地勢図などで確認しておけばペースを配分して楽しいヒルクライムになっていたはずなのだが、いつまで続くのかわからない上り坂ってのは苦しいね。

途中何度も休憩しながら、自転車を押したりもしながら、ひいひいいって登りきった。

伊豆大島にはコンビニがない。また、自動販売機もそれほど多くないので、いきおい行動食と水を多く持って移動することになる。とくに、このヒルクライムの途中には自動販売機が一台もないので、水を多めに持って移動しましょう。

長い上り坂のあとのご褒美、長い下り坂を降りきると、南部の港波浮港に到着。この港が崖の下に見えたとき、美しさに思わず声が漏れた。

Habu harbor

波浮港→元町港

波浮港を眺めた後、貝の博物館の1Fにある「しゃぼん玉」という食堂で昼食をとったところで、昨夜の睡眠不足がたたったか、眠気に襲われたため夫婦してバス停で1時間半ほど昼寝。夜行フェリーの到着が5:30 AMなので十分な睡眠がとれなかったためか、それとも上り坂で疲れ果てたのか……。輪行袋を使うのは気がすすまないけれど今度行くときはジェット船も考えてみよう。

波浮港を出て島の南西部から西側に回ると、大きな露頭に褶曲した地層が見えている場所に出る。この辺りも登り坂なのだけど、島の東側で遭遇した理不尽な上りに比べれば遥かに楽。

folding stratum

元町のホテルに行く前に、翌日遊ぶ予定の弘法浜に立ち寄る。

Sunset at Ko-bo beach

宿泊・夕食・流星群

宿泊したのは「伊豆大島天然温泉の宿 ホテル白岩」。朝食のみプランで予約したのだけど、島の海産物を食べることができるレストランが少ないのが誤算。iPhoneで検索して「伊豆大島の新鮮料理店「魚味幸」」で夕食を採った。頂いた「めっかり」や「さび」などの料理にも満足したけれど、お店の雰囲気もよかったので満足。

ただ、書いたようにレストランや料理屋さんを探すのは困難なので、面倒を避けたい人はホテルの夕食を素直にとる方がいいかもしれない。

食事をとった後、一眠りして深夜からペルセウス座流星群を眺めるために近くの小学校に行ったのだが、薄い雲がかかっていたためあまりたくさんの流星を見ることはできなかった。とはいえ、さすがは伊豆大島。流星痕のついた2つの大きな流れ星を含めて1時間で15個程度は見ることができたので軽く満足。

帰京

Blue sky

夜が空けたら、バクチが待っている。今日のフェリーが「どちらの港に到着するのか」によって、岡田港まで6kmほど荷物を抱えて移動しなければならないかどうかが決まる。

幸いなことに、帰宅日の出帆港は元町港だったので、昨日下見しておいた弘法浜へいって1時間ほど水遊びした。弘法浜はほんの10mほど入ると岩場になっているのでしっかりしたビーチシューズが必要だ。私は親指の爪を割り、妻はすねを切った。下調べが足りなかったなぁ。

ビーチの砂が白くないのが意外だったので妻にその旨伝えたら「これが普通」とのこと。そうか、白い砂浜は珊瑚礁独特のものだったのか。

一時間ほど遊んでからホテルに荷物をとりに戻り、港へ向かう。この日は抜けるような青空に包まれていた。自転車で走っている日が薄曇りで良かったよ。

フェリーに乗船して東京に戻るときに島の全景が見えた。断崖がそそり立つ勇壮なシルエットと中央の三原山はとても印象深いね。

Izu-Oshima island

下調べもせずに乗り込んだ割には、大きなトラブルもなく楽しい自転車旅行になった。もっと脚力が付いたらまた挑戦したいな。

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