大判印刷の解像度

ところで私はA4程度の版形ばかりで大判サイズを扱ったことが無いのでいまいち良く判らないのだが、 B2 のポスターってどの程度の解像度が必要なのだろうか。

妄想科學日報

原則的には印刷線数の半分です。ポスターをパンフのような高い線数で印刷すると、刷りムラが目立つとか、媒体によっては反射濃度が紙と異なるんでくすんで見えるとかってのも多かったりしますから、通常の印刷物とは異なる線数を用いることがあります。

ここ3年ほどポスター作ってないので、最近どうなのかよく分からないんですけど、B2の印刷物の場合、B3程度で350dpiのデータを作って「目のばし」という工程で回っていたのをよく見ていました。それ以上のサイズでも、A版ならA3で350~400dpi、B版ならB3で350~400dpiのデータを作って「目のばし」してました。

もちろん、パンフ程度の距離から確認するような刷り物であれば175線:350dpiで作業します。印刷会社や製版会社の営業さんとかで、たま~に(安いところだと頻繁に)なぜ「目のばし」するのかってことを知らずに、B2なら「目のばし」と決めつける人もいたりしますから*1、どういう目的で誰に見せるためのものなのかってのを十分に確認した上で制作しないと、納品後にクレーム出たりします。

「目のばし」ってのは製版フィルムを光学的に拡大した複製を行い、フィルム(やPS版)を作成することです。光学的な拡大なのでトンボなどの印刷記号も拡大されてしまいます。

*1:B2のフィルムを出力できるイメージセッターを持っていない所も多いからね。

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