新MacBookへの移行

Apple MacBook 2.4GHz Core 2 Duo/13.3/2G/250G/8xSuperDrive DL/Gigabit/BT/DVI MB404J/A

Apple MacBook 2.4GHz Core 2 Duo/13.3/2G/250G/8xSuperDrive DL/Gigabit/BT/DVI MB404J/A

MacBookを購入した。

いままではMacBook購入で購入した初代MacBookを使っていたが、今年の春先にファンが壊れてしまっていたため異音*1と熱を発しながら10分で熱暴走する状態になっていた。初期の黄ばみ問題のためか、中国に持っていったら汚れが落ちなくなってしまっていたり*2デモをするにもCPU片方殺してクロック落として冷却台が必須というサイテーな状態であったので、新型が出たらどんなんであっても購入するつもりだったのだけど、発表当日にポチって正解。これ、いいわ。

本体

MacBook LED Hole

私が今まで使ったことのあるすべてのラップトップコンピュータの中で、ここまでの質感をもつものはなかった。端を持って捻ってもよじれない。

スリープインジケータはApple Wirelessキーボードなどでも使われているマイクロホール越しにLEDが光る凝ったギミックだが、一見何もないように見える金属が光るのは驚くし気持ちいい。このマイクロホールはApple Wireless Keyboardでも使われているので初めて見る技術ではないけれど、ディテールへのこだわり方は見事だ。

写真はマイクロホールのある右手前の角をマクロ撮影したもので、拡大すると穴が並んでいるのが見える。

そういえば、不透明樹脂のプラスチックの内側から光るってのもApple製品で初めて意識した設計だったな。

GPU、GPU!

やっぱりあると全然違う。すべての速度が向上するのだけどなんといってもiPhotoやKeynote、Pagesなどの動作速度が圧倒的に向上したのはうれしい。Mac OS XでGPUはあらゆるところで使われていることを再認識した。

仕事で一番GPUを意識するのはShadeなんだが、初代MacBookのIntel GMA950では表示できなかった環境マッピングが、複雑な設定を行った場合でもきちんと表示できるようになった。デモの効果も高くなるけど環境マッピングにゼブラパターン貼ってモデリングできるようになるとモデリングは格段に楽になる。左が初代MacBook、右がMacBookでのスクリーンショットだ。極端な例だが全く表現力が違う。

X10woGPU X10

キーボード

まず、EnterキーがなくなってOptionキーに変わっているのが見かけ以上の大きな変更点だけど、バックライト付きの黒いキーボードは十分な質感の良さがある。

広い(そして熱くならない)パームレストとボディ剛性が高いためか、キーの揺れなどが感じられず正しい姿勢でタイピングしているときにはとても入力しやすいと感じる。お店で触るとき、できれば腰を屈めるなどして実際にキーを入力する姿勢でタイプしてみるといい。上から押し付けるだけではわからないタイプの感触がわかると思う。

驚いたのはタイプミスが減ったことだ。まるでApple Wireless Keyboardで打鍵しているような感覚だ。

トラックパッド

ボタンが消えたトラックパッドには、少し難儀している。他の人に使わせてみると自然に使っているので多分相当なレアケースなんだろう。どうやら手癖でクリックする瞬間に親指を滑らせているらしく、クリックした瞬間にポインタが移動してしまう。これは慣れだな。

ボタンが消えて大きくなったトラックパッドの操作性は本当にいい。広い面積いっぱいつかってポインタを移動することができるので、ちょっとした作業ならマウスを使わなくても十分いける。

パッケージ

パッケージ開封写真群。コンパクトで本当に美しい。Apple Computer Designed at Californiaのタブを引っ張るとMacBookが取り出せるデザインとか脱帽だ。

MacBook Package #1/5 MacBook Package #2/5 MacBook Package #3/5 MacBook Package #4/5 MacBook Package #5/5

TimeMachineバックアップからの復元

Soul from TimeMachine Archive

初代MacBookからの環境の移動にはTimeMachineからの復元を使った。

200GB程度を書き戻すのにかかった時間はほぼ2時間。ハードディスクはLaCieのLaCie d2 Quadra Hard Drive 500GB。こいつにはFW、FW800、USBポートが付いている。初代MacBookではFireWireで繋いでいたが今度のMacBookにはUSBしかないのでケーブル繋ぎ換えて指示に従って復元。

LaCie d2 Quadra Hard Drive 500GB 301110J

LaCie d2 Quadra Hard Drive 500GB 301110J

以下、TimeMachineからの復元で戻ってなかった部分を書いておく。だれかの役に立つとうれしいな。

PATHを忘れている。

.bash_profileに以下のように記述してPATHを追加し直す。.bash_profileやApacheのコンフィグなどのBSDユーザーランド側の設定ファイルの類いはバックアップしておこう。ちょっと驚いた。

export PATH=$PATH:[ターゲットのパス]

標準アプリケーションの復旧は完全ではないが、微妙にいい戻り具合

iWorks、iLife、iTunesの初期設定は一部消えているが、困らない程度に気持ちいい残り方をしている。例えば、Mail.appではメールボックスの読み直しがあるが、設定は全部残っている。

SpotLightの再構築は行われないし、TimeMachineの再構築もないから、復旧が終わったらすぐに快適に使い始めることができる。

標準アプリケーション群はOSの上書きアップグレードを行った直後の状態に近い。

完全に同じ状態でないのはある意味で安心。移行する必要があるデータだけが復活しているのでまずい設定を消し去ってくれる。

驚いたのは最近使った項目一覧が残っていたことだ。最近はSpotLightでファイル管理……ちがう、ファイルをシビアに管理しない方針にしているのでDocumentsフォルダには名前だけ違うファイルが山のようにあるから、日々の仕事では最近使った項目一覧が重要なんだけど、これが引き継がれてきたのは本当に助かった。リンクファイルでキャッシュされているから復旧するのも当たり前といえば当たり前なのだけど。

/Libraryの一部項目が引っ越されない

iPhoto用プラグインは引っ越されなかった。まぁ、ちょっとしたHackに近い実装だから保護されなくてもしょうがないな。

他にもあるかもしれない。

プリンタの設定が引っ越しできない

OSの上書きアップグレードでも移行できない項目だが、登録してあったプリンタが消えていた。

多くのプリンタドライバはOSのバージョンやCPUに強く依存しているため、そのままアクティブにするとどんな不具合が出るかわからないためだろう。民生用のインクジェットプリンタならともかくPSプリンタの場合はPPD入れ直すだけでいいので覚えておいてほしいな。

iTunesのAppleStore認証はやり直し

iTunesのDRMはTimeMachine復旧で引っ越してきたコンピュータを別のコンピュータとして認識しているので、iTunes Storeで購入した楽曲がそのままでは再生できない。ま、これはしょうがないな。

私はこのMacBookが5台目のマシンとなり、上限に達してしまった。まぁ、今は動いていないマシン群も登録されていたので、iTunesのApple ID管理画面からDeauthorize Allで全部解除してMacBookとジュークボックスサーバになってるiBookに認証をやり直した。

Developer Toolsが削除されていた(追記)

さっき気付いたのだが、Developer Toolsが削除されていた。まぁ、これはAppleからDVDイメージダウンロードしてきてインストールすればいいのでそれほど大きな問題ではない。

/以下に置いてあった他のファイルは復旧されていたので一概にどのパスが復旧されるということは言いにくいんだけど、Appleのソフトウェアは初期状態に戻るような復元になっているようだ。

TimeMachineは引き継がれない。

TimeMachineから復元してもシステム環境設定のTimeMachineはオンになっていない。復元したから自動的に繋がると思うってたので、一日ほどバックアップをとっていなかった。あぶねー。

復元に使ったディスクを繋いだままTimeMachineをオンにすると、再構築ではなくて引き続き過去のTimeMachineを使えるので心配ない……と思ったら、失敗してやがんの。

別のバックアップを作らなければならない。これはちょっと痛いなぁ。

まとめのような蛇足 個人的なこと

思えば初めて自分で購入したのはPowerBook 165cだったが、iBook Dual USB購入以来は、iBook G4、初代MacBookそして今回と、Appleのローエンドノートが新機軸になるたび律儀に乗り換え続けている。この間私はフリーランスから会社員になり結婚もし、MacOS 9と別れ、デスクトップのMacも使わなくなった。ホームディレクトリはまるごとの環境移行が可能になった10.1からずーっと引き継ぎ続けているし、非アクティブなアカウントになってるけど当時使っていたメールアカウントもMail.appの中でたまに検索に引っかかる。ゴミもたくさん残ってはいるけれど、iBook、MacBookと過ごしている期間は故郷に住んでいた期間よりも長くなってしまった。

これからの2~3年、またこのMacBookで乗り切っていくんだろうな。

*1:この初代MacBookで作ったチュートリアルビデオを関係各所へ送付してたのだが、ファンの音が耳から離れなくなってしまったらしい。ごめん。

*2:AppleStoreでデモするために持ち込んだら「iBookですか?」と聞かれたのもいい思い出だ

2件のコメント

  1. shellのファイルは~/Library/bashrcというファイルを作り、その中にdot.bashrcなんて言う風に置いてます。で、ホーム直下にはそれぞれのファイルのシンボリックリンクをしかるべき名前で。
    dotファイルをTimeMachineに乗っけるための措置ですわ。

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