華氏451

華氏451 [DVD]

華氏451 [DVD]

レイ・ブラッドベリの名作「華氏451」の映画版をレンタルしてきて観た。

オープニングでキャストやスタッフを読み上げていたのはちょっと驚いた。こういうスタイルの映画、他にも見たことがあったけどもうやらないな。

映画は原作そのままに進行するが、レイ・ブラッドベリのポエムな世界観はこの時代まだ苦しかったのだろう。かなり退屈な演出になってしまっている。リメイクもあるらしいので楽しみだ。

ディストピアを演出するためのロケーションはなかなかいい。CGもデジタル編集もない時代、ロケーションは確かに大事だ。モノレールや未来系の集合住宅などはとても雰囲気があってよかった。最後に出てくる「本の人」では、李白だと思うんだけどを読んでいる中国人や日本語も一瞬聞こえたような気がする。ちょっと気になるな。

役者はそれぞれ雰囲気があってなかなかいいが、演出が生硬いのか上手くコミュニケーションできなかったのか、それとも私がアメリカ英語に慣らされすぎたせいか、辛い部分があちらこちらで散見される。ヨーロッパ映画に慣れた人でもきついんじゃないかな。

原作はジョージ・オーウェルの「1984年」と並んで、管理社会ディストピア小説の傑作。こちらは誰にでもオススメ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。