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良質な舞台を見ているような感覚に捕らわれた。謎が謎を呼ぶ立方体も死の罠も(なんだかアヤシイ)デカルト座標の謎解きもどうでもいい。

映画で濃密な人間関係を描くのに「シチュエーション」が不要であることを証明したこの映画において、極限まで切りつめられた道具立ては、すべて人間の本質をあぶり出すための背景でしかない。時間軸を使った表現手法にブンガクなんて必要ないんだ。愛も成長も破局も戦争も革命も、すべては人間と人間の関係を描くための装飾でしかない。音楽に感動するとき楽曲が説明される必要がないように、説明が不用な映画があったっていいじゃないか。

ひさしぶりに、心臓をわしづかみにされるような感動と緊張感を味わった。

お勧め。まじで。

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