Gene Mapper中文始動


Gene Mapperの販売本数が、昨日1,200本を超えました。TwitterやFacebookのソーシャルグラフ、BOOK.asahi.comでの林さんの記事深津さんの紹介、そしてまとめサイトをはじめとするたくさんの方々の紹介のおかげです。

おかげさまで個人出版としては少なからぬ収益を上げることができました。これを原資として、もうひとつの挑戦を行うことにしました。

ハイスピード・ノベル「Gene Mapper」外国語版を作成し、公開します。

まず、第一弾は中文(繁体字)版をお目にかけることになるでしょう。翻訳や販売のパートナーは後日Gene Mapperのお知らせページで正式に告知します。私は、BOOK.asahi.comの取材で、このように発言しています。

これから日本でも藤井氏のようなケースが急増し、「中抜き」の「自己出版」の時代が早期に到来するのだろうか。藤井氏自身の「手応え」を聞いてみた。
「やはり言葉の壁が大きい、とは感じています。海外での成功例は、すべて巨大な英語圏を対象とした作品。セルフパブリッシングが成り立つかどうかは、市場のサイズにもよると思うので、日本語圏だけを相手にしているのでは、すぐに拡大するのは難しいかもしれません」

日本人初? 「コボ」「キンドル」でデビューした新人作家が1位を獲得するまで

記事では自動翻訳などがなければ……と続きますが、小説の自動翻訳が作品として読むに耐えるものになるのは遠い未来の話でしょう。2037年を想像しているGene Mapper世界でさえ、翻訳エンジンに習熟しなければ、自然な結果とはならないのです。

一般に、小説の翻訳版が出せるのは市場で一定の評価が得られた作品に限られます。そして出版権を獲得したものが版権を(地域・期間を制限することが多いとはいえ)独占的に持つことになります。私はそのような版権のあり方を否定しません。そのように版権を持つものがパブリッシャーであり、良いパートナーシップとなるように双方が努力すれば、より多くの読者を獲得できる、よくできたモデルです。

ただ、日本語で生まれたミームを海外へ届ける方法がたったひとつである必要はありません。

私は現在公開している「Gene Mapper」の外国語版の原版を持つことにしました。これは、独占的な版権を私が持つことと同義ではありません。パートナーが現行の出版業態に縛られず、より多様な形で関われるようにするための投資として有効に活用したいと考えています。

このような取り組みが可能になり、中文タイトルは「基因設計人」かな、なんてにやにやできるのも読者の皆さんのおかげです。改めて感謝いたします。

この記事はGene Mapper制作ブログからの転載です。

This post is also available in: 英語

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