IP2.0シンポジウムに登壇


IP2.0シンポジウムのパネルディスカッションに登壇しました。
同席させていただいたのはKADOKAWA取締役 角川歴彦会長、KADOKAWA・DWANGO代表取締役 川上量生会長、日本インダストリアルデザイナー協会 田中一雄理事長という錚々たるメンバー。パネルディスカッションの記事も出ています。

KADOKAWA・DWANGO川上会長、「機械が作った著作物」に期待:IP2.0シンポジウムで著作権法と知的財産権の未来を考える

正直なところ、壇上にいた身としてはあちらこちらへと飛ぶ話題がどのように受け止められたのか不明なところもありましたが、まとまった記事を読んで一安心といったところです。

会場で配布していた冊子は前回までのシンポジウムのよいサマリーでした。

次なる知財のかたちを総務省の方から問いかけられたのは昨年の今頃でした。ちょうど『オービタル・クラウド』の執筆が佳境に入っている頃でした。私が選んだテーマはさらに一年前に書いていた短編「コラボレーション」で扱った創発による「機械が生み出す知財」です。人工知能という言葉が今年ほど一般化していなかったので「機械」という堅い言葉を選んだわけです。IP2.0に参集した方々からは相当なキワモノとして見られていたことでしょうが(川上会長は、はじめから面白がってくれました)、最後のパネルディスカッションで大きなテーマとして取り上げていただけたのが嬉しいところ。

パネルディスカッションでは国領氏から「2050年、人工知能が人間を凌駕すると言われますが」なんて言葉も飛び出しました。カーツワイルの提唱した2045年問題のことでしょうが、昨今の「人工知能」ブームの様子を見ていると、来年の今頃は「シンギュラリティ」もビジネスバズワードの仲間入りをするかもしれないなんて思っちゃいますね。

今年に入って書いたもう一つの短編「常夏の夜」や今ゲラを直している「祈り」というショートショートでも創発する知性に向き合うわたしたちの姿を扱っています。まだまだ沢山の物語を作る余地がある分野ですが、実感を得るために何か作ってみる必要を感じている次第。今手持ちの原稿が一段落したら、自分の過去の作品をまずはword2vecに食わせてみて、そしてディープラーニングへと進めてみようかな。

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