UNDER GROUND MARKET-ヒステリアン・ケース Kindle連載より配信開始

2013年10月25日、Kindleの日本サービス一周年という記念すべき日に「Kindle連載」のトップバッターを務めさせていただきました。

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昨年12月、朝日新聞出版の小説トリッパーへ寄稿した「UNDER GROUND MARKET」の前日譚となる「UNDER GROUND MARKET-ヒステリアン・ケース」が、Kindle連載の第一回配信作品として登場することになりました。

出稼ぎを求めて急増した海外からの移民と政情不安定な国からの難民であふれ始めた街東京。移民や難民が出身国への送金に用いていた仮想通貨は移民同士の支払に用いられ始め、やがて巨大な地下経済を誕生させた。そんな移民がはびこる東京で、WEB周りのなんでも屋として企業の間を渡り歩く木谷巧とWEBデザイナー鎌田大樹のふたりはビジネスチャンスを探していた。小説トリッパーに掲載され、電子書籍として発売された「UNDERGROUND MARKET」の序章ともいえる物語。 – Amazon より

200円で購入すると、原稿用紙にして100枚、文庫本で70ページほどの作品が3回に分割して毎週配信されることになります。作品の分割数やボリュームは、出稿側に委ねられていましたが、私が設定したのが、この原稿用紙にして100枚というボリュームです。この長さは、一時間ドラマ程度のストーリーを、過不足なく描けると考えて選んだものです。

電子媒体では当たり前のことですが、物語が必要とする長さを設定できるというのはなかなか得がたい体験となりました。

Kindle連載はAmazon.comの「Kindle Serials」というサービスを日本国内向けにローカライズしたサービスですが、ただ日本でサービスインしたわけではありません。本国の Kindle Serials は Amazon Publishing というAmazonの出版部門が作家やエージェントと共同で作品を作り、配信していくサービスです。体験記を読むと、そのハードなスケジュールと修正のありかたなど、参考になる部分も多くあります。

How the Amazon Kindle Serials Program Works (with Roberto Calas)

日本でサービスインするためにローカライズされた「Kindle連載」ではAmazonは決済・配信プラットフォームだけを担い、作品制作は出稿者である出版社や出版人に委ねられて、また、そのようにして集められた作品の多様性も、本国より多様なものとなっています。この多様性がどのように変化していくのか、というのも楽しみですね。

 

『UNDER GROUND MARKET-ヒステリアン・ケース』はこれから二週間にわたって、短いながらも連載配信を行うことになります。連載が終了すると、通常のKindle本として購入できるのですが、もし作品に興味があるならば、ぜひともこの機会にKindle連載の連載配信を体験してみてください。

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