『NOVA+ バベル』へ寄稿しました

報告が遅れましたが、大森望さん編集による書き下ろし日本SFアンソロジーシリーズ『NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション』に、時間SF「ノー・パラドクス」を寄稿しました。

寄稿者は宮部 みゆき月村 了衛藤井 太洋 宮内 悠介 野崎 まど 酉島 伝法長谷 敏司円城 塔(敬称略)の8名。どの作品も素晴らしいアンソロジーです。

タイムパラドクスのない過去行きのタイムマシンがありふれたものとなった未来、なぜか西暦2800年より未来からは誰もやってこない。そんな2200年のジャカルタで時間旅行会社を経営している日系人が巻き込まれる事件は……というお話です。原稿用紙にして100枚、長めの短編です。いずれは長編にもしてみたいものですね。

ワームホールを用いたタイムマシンの原理や量子力学については、ブライアン・グリーンの『エレガントな宇宙』、『隠れていた宇宙』、『宇宙を織りなすもの』の三作を参考にしています。わかりやすい図版とシンプソンズやスターウォーズを用いたスキットで、相対性理論から量子力学、超ひも理論までを概観できる良書です。実際に自分で一ひねりを加えようとしたところで理解が足りていないことに気づいたところもありましたが、巻末の参考文献に助けられました。

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