Tales of Bitten Appleを終えて

2015年の10月号からMacFanで連鎖していたショートストーリーのシリーズ、「Tales of Bitten Apple」が、今月発売になる2017年5月号の第19話をもって終了となります。楽しみに読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

デジタルノイズの灯夢さんのイラストと一緒に振り返ってみたいと思います。

第1話「機上のジーニアス」

記念すべき第1話は「お客様にジーニアスはいらっしゃいますか」から始まります。 Tales of Bitten Apple の奇数回は2023年ごろの設定で、現行のApple製品が少しだけ過去のものになっている時代を背景に、かつて銀座の Apple Store で勤務していた野良ジーニアスのハチヤがトラブルに巻き込まれる話です。第1話のガジェットは、ハイジャックに使われたiPhoneでした。

第2話「サファリの女」

第2話。偶数会は現代。ちょっと変わった場所で使われる Apple 製品をフィーチャーしています。主人公は Apple 製品を世界中で売り歩いているジャンボさん。「サファリの女」では狙撃用のキットをアフリカに持ち込みます。フィーチャーガジェットは、 Apple Watch Edition 。

第3話「あのiPhone」

ホーチミンで開いているハチヤのお店に、詩を好むフリーのエージェント、トビー早志がやってきます。フィーチャーガジェットは、大統領になれなかったあの女性が使っていたiPhone 5です。

第4話「失敗作」

ウクライナで足止めされたジャンボが宿の iMac フラワーパワーの中で見たものは……。

第5話「バンコクのファン」

バンコクで店を開く羽目になったハチヤのもとに、懐かしい Mac が持ち込まれます。見ればわかりますね、 Cube です。

第6話「価値・ニアゼロ」

ビットコインのマイナーとして名を馳せていた男性が、中国資本のソーラーファームで埋め尽くされた故郷のジンバブエでやろうとしていた事業は? ジャンボは大量の iPad 基盤を持ち込みます。

第7話「陛下のカメラ」

バンコクといえば王様。ハチヤは彼と象牙のあぶない関係に巻き込まれてしまいます。フィーチャーガジェットは世界初のコンシュマーデジタルカメラ Quick Take です。

第8話「ブルートゥフォース」

深圳を訪れたジャンボは、知人のガジェット屋から怪しい「指ロボット」を売り込まれます。

第9話「光の描き方」

トビーに招待されたリゾート地には、やっぱりトラブルが待っていた。キーガジェットは iPad Pro です。ちょうどこの頃、わたしもiPad Pro を買ったのですよ。懐かしいな。

第10話「ハンドルあり」

ジャンボが頼まれたのは、旧 Mac Pro。腕を失ったベーシストは故国から逃亡しようとしていた。

第11話「レギュレーション」

シンガポールに呼び出されたハチヤ。目の前には2016年、 Brexit の日にイギリスから送り返されたまま放置されていたコンテナがあった。

第12話「死体農場」

テネシー大学人類学研究施設には、死体農場がある。ジャンボはそこに、ハンディなDNAシーケンサーを持ってくるよう頼まれた。

第13話「幻のジム」

2023年、iPhoneでポケモンを遊んでいる日本人旅行者を見かけたハチヤ。彼の事情とは? 個人的にはとても好きな話です。

第14話「隻腕の射手」

車椅子のアーチェリー射手バートルに、 Apple Wactch と特殊なグローブを頼まれたジャンボ。バートルはWatchを使った照準器を考案したのだ。だが、それはテクノロジー・ドーピングにあたるのだった……。

第15話「磨け、磨け、磨け!」

日本に帰ってきたハチヤは、Apple製品修理の師匠に呼び出された。傷だらけになった iPhone 7 ジェットブラックモデルに、遺産の秘密が隠されているというのだ。

第16話「嘘を本当にするために」

しゃれたアンテナシールを求めて、ストライキに沸くブラジル、ジュンディアイにやってきたジャンボは、トランプ支持者たちが巡らす策謀に巻き込まれる。

第17話「黒ずんだiPhone」

いつもトラブルを持ってくるトビーは、今回「あの本」を持ってきた。

第18話「アーカイブ・アメリカ」

ミシガンのボールパークの駐車場で、ジャンボは32ペタバイトのストレージを積んだトレーラーを顧客に渡した。彼は、大統領令で消される政府の公開データを全て保存してメキシコに逃げるのだという。通り抜ける場所は、ネイティブアメリカンの居留地だ。

第19話「バイバイ、マック」

ハチヤは再び、機上にいた。目の前にあるのは、砂時計アイコンのシールが貼り付けられた、焼け焦げたMacbookだった。 File Vaultで保護されたアカウントを復帰させてほしいという依頼だった。

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