Wings3DをMacで使う

ユニークなアプローチでポリゴンモデリングを行うWings3DをMacで使う。なんてのがmomoに挙がってますが、ちとまとめておくかと。

アプリケーション本体。これは必須です。

  • 3ボタンマウス

1/2ボタンマウスでも使えないことはないんですが、3ボタンのホイールマウスは、あった方がいいでしょう。1ボタンマウスだと、Wings3D独特の、手に張り付くような操作感が失われてしまいます。

    • USB Overdrive

バルクのマウスやMicrosoft Interipointドライバを使う場合、ホイールボタンのIDが1になっていることがありますが、これだと3ボタンとして認識してくれないので、ボタンIDの割り当てができるUSB Overdriveが必要になります。

LogitechやKensingtonであれば、純正のドライバでボタンIDの割り当てができますので、USB Overdriveは不要です。

ワコムタブレットで使う時には、マウスモードにする必要がありますが、アプリケーションモードの切り替えにWings3D(ていうかSDLを使うErlang環境のbeamバイナリ)がきちんと対応していないので、一般設定をマウスモードにしておく必要があるかもしれません。

その他、GPU絡みの問題として、momoでも書かれていますがRadeon9800 proで、ポリゴンメッシュが常に三角に分割された状態の表示になってしまう問題があります。これはATIかAppleがドライバを修正するまで回避不能です。

またiBook Dual-USBなどに搭載されているRage 128では32bitカラーの時にテクスチャマップが、QuartzExtremeで使おうとしているものとバッティングしてしまいますので、16bitカラーで使用する必要があります。ほんと、ATIのドライバーは腐りきってるね。

Macに固有の問題と言うと、YafRayとの連携があります。[File]_[Render]_[yafray]ではレンダリングすることができません。これは、[File]_[Export]_[yafray]でXMLを書き出せば済む話です。どのみちWings3DではYafRayのレンダリングオプションを全て使うことができないので、どこかでXMLを見ることになりますから不具合はないでしょう。

昨今のポリゴンモデラーとの大きな違い

とにかくシングルフェイスが扱えないことに戸惑うかもしれません。Wings3Dでは、全ての形状が閉じた立体/開いた立体のいずれかとなります。開いた立体の開口部には_hole_というマテリアルが適用され、エキスポートなどすると無視されます。これは、ウィングエッジを効率良く使うためなのでしょうが、メタセコやLW、六角大王などで馴染んできた、面を張り合わせていくモデリングがほぼ不可能になるので、考え方の転換を迫られるかもしれません。

また、一般的なモデラーには必ず存在するツールのいくつかを欠いています。代表的な当たりで挙げると、ロフト/ブーリアン/スナップ/ナイフです。これがないことに対する代替手段は今のところ提供されていないので、ちょっとした工夫で代替する必要があります。追々紹介していくことにしましょう*1

ワークフローのこだわり

最も特徴的なWings3Dの仕様は、編集操作を行っている間でも、視点の変更ができることでしょう。一見地味なこの仕様は、試行錯誤を極端に減らしてくれます。ディテールを付けている時に、全体像を確認しながら作業できることの利点は、一度でもこれを経験しなければわからないだろうな。

このワークフローを、さらにAdvanceメニューが支えます。コンテクストメニューから右クリックで編集機能を選ぶ時に、右クリックを再度行うことで、回転軸や移動ベクトル、スケール軸などを他の形状から指定することのできるのは、思考が中断しないので慣れれば高速にモデリングできるようになります。

*1:追々…といってやっていないことが山のようにあるなぁ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。